鼠狸庵閑話(そりゃあかんわ)
このBlogを始めた当初(2004年頃)は、「ボクの身辺に起きた出来事を中心に語ってます。時には世間ネタも、また愚痴もありです」だったのですが、最近は“ボクのPhoto Blog”的な感じになってまして、日々の生活の中で撮った写真を載せてます。ここ数年の傾向としては、野鳥を中心に花や昆虫の写真が多いです。空を飛ぶヒコーキやヘリコプターも好きですし、身の回りの出来事も、何でもありです。
【管理人】鼠狸庵散人
『散人』は、役に立たない無能の人。『閑話』はむだばなし。『鼠狸庵閑話』は無能の人の無駄話、役に立たない無駄話ですが、時間潰しには役立ちます。そして、もしかしたら何かの…

 【砂をかむ】

昨夜から今朝のテレビ・新聞等のマスコミ各社が伝えていたニュースですが、29日に文化庁が発表した「国語に関する世論調査」の話題です。
【砂をかむよう】の意味を本来の「無味乾燥でつまらない様子」ではなく、「悔しくてたまらない様子」とした回答が2倍近く多かったそうです。

この話でボクが思い出したのは、高石ともやさんの「受験生ブルース」(中川五郎作詞・高石友也作曲)です。1968年(昭和43年)にリリースされた曲なので随分古い話ですが、♪おいで皆さん聞いとくれ 僕は悲しい受験生 砂をかむようなあじけない 僕の話を聞いとくれ♪で始まるフォークソングです。当時ボクはまだ小学生でしたが、この歌が大好きで歌詞を全て暗記してたほどでした。後々、ボクが勤務していた会社は高石さんと懇意にしていて、ある年の忘年会に高石さんがサプライズゲストで現れました。その時司会をしていたボクは、高石さんの前でこの歌を勝手に歌ったのですが、最後は高石さんと合唱しました。今となっては忘れられない思い出です。
それはさておき、この歌詞の“砂をかむようなあじけないボクの話”で「砂をかむ」という言葉の意味を理解してました。

ところで、「砂をかむような」と言っても実際に「砂をかんだことがある人」は殆どいないと思いますが、ボクは砂をかむ人を目撃したことがあります。
大学1年の冬、早大競走部監督に就任した中村清先生は練習前に僕ら部員を座らせて話をする中で、「お前らな、砂をかめと言われても出来ないだろう。でも私は出来る」と言って、地面の砂を掴み口の中に放り込みムシャムシャかんだのです。
これには唖然としました。18歳の少年には衝撃的な出来事でしたが、相手の心を掴むという中村先生ならではのパフォーマンスだったと思うのですが、狙い通り心を鷲掴みされました。これも今となっては忘れられない思い出です。

| Minigarage | 言語(言葉) | 14:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
 かんぽ生命と「ノルマ」

かんぽ生命の不正販売問題が大きな話題になってて、テレビ・新聞のニュースはもとよりワイドショーなどでも大きく取り上げられてます。
そこで、キーワードになってる言葉が「ノルマ」です。不正販売の背景には現場に課される現実離れしたノルマがある云々といいます。
「ノルマ」とは広辞苑によると、“労働者が一定時間内に遂行すべきものとして割り当てられる労働の基準量”ということですが、ロシア語でソ連時代の制度からきていると。
ノルマという言葉は誰でも知ってると思いますが、ロシア語だとは知りませんでした。へぇ〜ですね。ちなみに、元はラテン語で規範・標準の意味だそうです。

それはさておき。「かんぽ生命」の「かんぽ」は簡保で、簡易生命保険の略語です。ということは、簡易生命保険生命と…重複してますね(笑)。

| Minigarage | 言語(言葉) | 14:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
 区別しる

定期購読してるパソコン雑誌(日経パソコン)を読んでて、ん?という見出しがありました。

●USBでは「ホスト」と「機器」を区別しる

“区別しる”とはどういう意味?と色々考えたのですが、思い当たりません。単なる誤植(入力ミスと校正漏れのミス)ではないかと… 文章中の入力ミスならまだしも、大きな文字で目立つ見出しのミスとはねぇ。

| Minigarage | 言語(言葉) | 15:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
 迷怪答

今日の朝刊、テレビ番組欄の記事を読んでいて、??? と。
マーカーで線を引いた部分ですが、「迷怪答」って何でしょうね?そもそも「怪答」って言葉は広辞苑に載ってないし…
「迷回答」とすべきところを間違ったのでしょうか?
でも、“めいかいとう”で変換しても「迷怪答」とはなりません。意図的に変換しないとこうはならないはず。とすると、その意図とは?番組もしくは高島政伸の背景を知らないと理解できない言葉でしょうか。
それとも単なる校正ミス? でも天下の大新聞ですから、そんな凡ミスはしないはずだし、辞書に載っていない言葉を新聞で使うなんてことはないはずだし…

| Minigarage | 言語(言葉) | 17:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
 「いかのおすし」と「たこのおすし」

写真左「いかのおすし」は、jogで通る道の電柱で見かけました。杉並警察署が作った標語。
右は、回覧板に入ってた中野警察署NEWSに載ってた「たこのおすし」。
警察は寿司がお好きなようで…

| Minigarage | 言語(言葉) | 18:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
 ヘーベルハウス

我が家の近所ですが、新しい家の建築工事中です。旭化成の関連会社(旭化成ホームズ)が請け負ってるようで、ヘーベルハウスの家だと聞いてましたが、大きな幕には「HEBEL HAUS」と書かれてました。
あれ?家は「HOUSE」じゃないの?何で? ということで調べてみたら、HEBEL HAUS は英語じゃなくてドイツ語でした。ヘーベルとはドイツのヨーゼフ・ヘーベル社と技術提携して日本に初めて導入されたALC(Autoclaved Lightweight Concrete)と呼ばれる軽量気泡コンクリートのことだそうで、旭化成ホームズの一戸建住宅のブランド名でした。
ちなみに、ヘーベルハウスの家は、坪単価が随分高いようです。たぶんですが、木造建築である我が家の2倍くらいするんじゃないかと(笑)。

| Minigarage | 言語(言葉) | 14:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
 いまじゃった

せごどん(西郷どん)を観てたら、(西郷)吉之助が帰宅した際に、「いまじゃった」と言ってました。
帰宅時の挨拶語で、薩摩弁なので、「いまでした」と言うことでしょう。現在は一般的に「ただいま(只今)」。省略せず丁寧に言えば「只今帰りました」です。
「只今」は「今」の強調語ですが、現在という意味の他「ついさっき」「今し方」というごく近い過去の意味もあります。「たったいま」が変化したのではないでしょうか。
また、「今すぐ」というごく近い未来の意味もあります。居酒屋さんで注文した品が届かず、督促した時に、「ただいま!」(お持ちしますを省略)などと使われたりします。

ということで、今度帰宅した時「いまでした」と使ってみようかと思います。奥さんはどんな反応をするでしょうか(笑)?

| Minigarage | 言語(言葉) | 18:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
 「さびしい」と「さみしい」

昨日でゴールデンウィーク(NHK的には大型連休)が終わりましたが、連休の最終日には、故郷から都会へ帰る人と見送り人の「別れ」を駅でインタビューするのがニュースの定番です。それと、高速道路の渋滞状況の中継ね。テレビで渋滞状況を見てる人は「大変だね」と優越感に浸るワケです(笑)。
ところで、駅での別れシーンのニュースでは、インタビューを受けた人が皆、「さみしい」と答えてました。インタビュアーが言わせてるというか、そういう答えだけを採用してるようにも思えます。別れは寂しいものというテーマでのニュースですからね(笑)。

で、気になったのが「さみしい」です。字幕スーパーも「さみしい」と表記してましたが、「さみしい」を辞書を引くと、“サビシイの転”とあり、“さびしい【寂しい・淋しい】で説明が載っています。漢和辞典で「寂」を調べても、訓読みは“さび・さび−しい”のみで、“さみ−しい”はありません。じゃあ、「さみしい」は間違ってるか?というと、そうでもなさそう。
平安・鎌倉期は“さびし”だけのようですが、江戸時代には“さみし”が現れ、両方使われたようです。ただし、“さびし”の方が優勢で常用漢字表にも“さびしい”という訓だけが載ってることに繋がってるようです。
ただ、ボク自身でもそうですが、現状は「さみしい」の方が優勢かな?とも感じます。
NHK放送文化研究所のHPにも、
Q:「さびしい」と「さみしい」とは、放送ではどう使い分けたらよいのでしょうか。
A:たいていの場合、どちらを使ってもかまいません。ただし、「ひっそりしている」という意味の場合には「さびしい」が使われることが多いようです。
と載ってました。
また、「さみしい」と読んでもらいたいときには、漢字を使わずにひらがなで「さみしい」と書くようにしましょう、とも。

パソコンでは、“さみしい・さびしい”のどちらでも「寂しい・淋しい」と変換出来ますが、「寂しい」を“さみしい”と読むのは間違いかも…

| Minigarage | 言語(言葉) | 19:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
 自動化コーナー

某信用組合店舗に「自動化コーナー」とありました。
ATM(現金自動預入払出機)の事だというのは容易に理解出来ますが、「自動化コーナー」という言葉には違和感を感じます。
自動化の「化」は接尾語で“自動+化”で「自動方式に変える(変わる)」ということ、「人手をかけず機械が処理する方式に変えること」であり、例えば「AIを活用することで、人の経験値に頼ることなく判断や手続きを自動化することが可能だ」などというように使います。
なので「自動化」に「コーナー」を付けると「自動処理する方式に変えるコーナー」と言うことになってしまいます。この表示の意図が、「現金出し入れが機械により自動化されたコーナー」だというのは理解出来るんですけど、やはり違和感を感じます。
こんな面倒なことを言うと嫌われるのでしょうけど、言葉(日本語)に拘りがあるんでつい思ってしまうのです。

| Minigarage | 言語(言葉) | 18:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
 「ありがとうございます」と「ありがとうございました」

チェーン店のショップや飲食店で帰る際に、最近「ありがとうございました」でなく「ありがとうございま」と言われることが多いことに最近気づきました。
某ラーメン店で観察していたら、客が見せを出る時一人の店員が「ありがとうございます」と言うと、他の従業員が それに呼応するかのように皆「ありがとうございます」と。レジで会計した時にそのことを尋ねたら、マニュアルで「ありがとうございます」と規定されているんだそうです。
ボクの感覚では「ありがとうございました」です。大昔(学生時代)、アルバイトしていた居酒屋で接客の基本を教わった時にそう教えられた記憶があります。

ちなみにこの話題をググってみると、様々な意見がありますが、どちらかというと「ます」が優勢。
「ありがとうございました」は過去形で「ありがとうございます」は現在形なので今現在の感謝を伝えるのなら“ます”を使うべきという意見がありました。過去形なら、「先日はお越しいただき有り難うございました」などと使うべきとのこと。もっともと言えばもっともですが、会計時に「本日は有り難うございました。またのお越しをお待ちしています」というようなことなら全く問題ないようにも思います。また、“過去にお礼をいう「ありがとうございました」は、もう過ぎてしまったこと… お店で買ってくれたことは嬉しかったが、店を出て行く後姿には既に感謝はないように感じてしまいます”という意見も。使う方はそんな意図はないと思いますが、そう受け取られるとすると…う〜ん。
しかし、「ありがとうございました」と言われ、それを過去形と捉えるのはカナリ穿った受け止め方にも思いますが、日本語は難しいですね。英語なら、Thank you! だけだから簡単。 (これを“Thanked”等と表現すると、状況によっては「昔は有難かったけど、今は有難くない」の様な否定的な意味になってしまうとも)

ところで、先日、松屋で食事していたら、「ます」と「ました」を使う店員がまちまちでした。松屋の接客マニュアルには、この言葉に拘りはないのかなと思ったのですが、一人の女性店員はいかにもマニュアル通りという感じの「ありがとうございます」を使ってました。それ以前に勤めていた店のマニュアルが体に染みついているんじゃないかと感じた次第です。

ボクの結論。要は感謝の気持ちが相手に伝われば良いので、どっちでもいいです。

| Minigarage | 言語(言葉) | 09:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
 ブレグジットとフロリダ

今朝の某民放ラジオ番組でブレグジットとフロリダのことを取り上げてました。
ブレグジット(Brexit)とは、今世界中で話題になっている、英国が欧州連合(EU)から離脱することの意で、英国(Great Britain)と退出・離脱(exit)を組み合わせた造語だそうです。この言葉が英国で浸透したことで離脱派が勝利したとも言われてるそうです。
数年前、ギリシャのユーロ圏離脱憶測が流れた際に“グレグジット”(Grexit)という造語が使われた流れらしいです。
もう一方のフロリダは、最近の女子高生がSNSなどでよく使う流行り言葉で、「風呂に入るから(会話やチャットから)離脱する」(風呂離脱)という意味だそうです。原宿を歩いてる若者に訊いたらほぼ100%知ってたそうで、ブレグジットは誰も知らなかったと。また同じことを日本橋兜町でオジサン達に訊いたら、全く逆の結果だったと。そりゃそうでしょう。
因みにボクは両方とも知りませんでした(笑)。

| Minigarage | 言語(言葉) | 12:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
 全国にお花が贈れます ...? 何か変だなぁ
実家の近所を散歩していて見かけました。
何か変な表現だなぁと感じます。「全国にお花を贈れます」とすべきじゃないかと。
念の為に花キューピットのWebサイトを確認したら、『花キューピットは日本全国・海外にお花を贈れます』となってました。
やっぱ、間違ってるじゃん(笑)。
| Minigarage | 言語(言葉) | 18:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
 ニューオープン

 これは、近所に開店したラーメン屋さんの店先に掲げられてる幟旗です。ただし、開店してから既に半年以上経つので、もうNewでもないと思います。
 それ以上にボクが気になったのは、“ニューオープン”です。この言葉、何か収まりが悪く感じませんか?
 ボクは英語に疎いので調べてみました。newは形容詞だから名詞を修飾するのですが、openは動詞。動詞を修飾するなら副詞じゃないと。名詞としてのopenは、空き地とか公開選手権(ゴルフやテニストーナメントなどでJapan Openなどという使い方をします)で、開店という意味はありませんでした。名詞ならopeningでしょう。ところが、日本語化してる「オープン」は名詞的に使うので、混用されているのでしょう。日本語の名詞「開店+する」で動詞として使うので、「オープン+する」も抵抗なく使えちゃう。
 ということで、new open をググったら「weblio和製英語辞書」には、ニューオープンは和製英語だとありました。同様に考えると、リニューアルオープンやグランドオープン、プレオープンも変ですが、既に広く使われているので、変だと感じなくなってしまってます。みな和製英語でしょう。
 で、あらためて「ニューオープン」ですが、やっぱり違和感を感じるのですが、それはボクだけのことでしょうか。
| Minigarage | 言語(言葉) | 16:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
 年齢を数える単位

 ラジオ(TBS:毒蝮三太夫のミュージックプレゼント)を聴いていての話です。
蝮(まむし)さんが子どもに年齢を尋ねたら、「ろく(6)」と答えてました。ボクは、一瞬違和感を覚えたのですが、蝮さんはすかさず「6歳か」とフォローしていました。蝮さんも同じように感じたのでしょうか?
 年齢を数える単位はですが、これを抜いたために違和感を覚えたのでしょうけど、チョット待てよと。年齢を言う時に、複数であれば、19、28などと違和感がないことに気づきました。
「ばあちゃん、おいくつ?」「89(はちじゅうきゅう)」「お元気ですねぇ!」と言う会話で違和感はありません。でも、
「ボク、何歳?」「9(きゅう)」は違和感があります。「9歳(きゅうさい)」なら収まりがいい。
と感じるのはボクだけでしょうか?

 同様の話なのですが、学年差を言う際に、「に上」「いっ下」などという表現を最近時々聞くようになりました。本来は「2年(2学年)上」などというのが正しい表現でしょうけど、いつの間にか「」が台頭してきたようです。
 言葉は生き物ですから、その言い方は間違ってる!というつもりはありませんけど…

| Minigarage | 言語(言葉) | 15:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
 ヘビーリスナー って?

ラジオを聴いていて、「ヘビーリスナーからのメールです」という紹介を聞いて、あれ?と思ったのがヘビーリスナーという言葉です。
辞書に載ってない言葉なので、和製英語か造語かもしれませんが、どういう意味で使ったのか疑問に感じたのです。
ググってみたら「yahoo!知恵袋」に“ヘビーリスナー、ハードリスナー、それぞれの意味を教えてください”という質問があり、ベストアンサーは

【ヘビーリスナー】・・・【量的に】沢山聴くリスナー(聴取者)
【ハードリスナー】・・・【質的に】熱心に聴くリスナー(聴取者)

でした。量的に沢山聴くといっても、24時間聴き続けている人はいないでしょうし、特定の番組を毎回聴いている人を言うならば、それは熱心なリスナーだと思います。量的にと言っても番組を全部聴いていればそれ以上聴くことは出来ないので沢山には限界(上限)があります。
何らかの事情があり、聴くことが出来なきない場合でも、録音して後から聴くという人は、これは熱心なワケで、ヘビーリスナーとハードリスナーの境目もよく判りません。

ヘビーユーザーは「大量消費者」と言う意味で、特定の商品をメチャ使う人、いますね。ヘビースモーカーはやたらめったら四六時中タバコを吸っている人、煙たがれますけど、います。

ということで、好意的に理解するなら、「特定の番組をいつも熱心に聴いている人」ということでしょうか。
 

| Minigarage | 言語(言葉) | 15:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
 負けず嫌い

以前に「食わず嫌い王決定戦」(というタイトル)って変じゃない?ということを書いたことがあります。
“食わず嫌い”ってのは、「食べたこともなく、味も知らずに嫌いだと思い定めること(広辞苑)」ってこと。この番組で嫌いな一品というのは、過去に食べて嫌いになったとかが多く、“食べたことないのに嫌い”ってことではないからです。

で、今日の話は、負けず嫌いです。
負けず嫌いとは“負けるのが嫌い”なこと(人の性格)だと思います。でも、“負けず”とは負けないことだから負けず嫌いは負けないことが嫌い=勝つことが嫌い=負け好きのことになっちゃうんじゃないかと思うのです。
と思って調べたら、同じような疑問を抱いた人がいたんですね。見事な回答がありました。

江戸時代には、この表現は「負け嫌い」と言われていました。それが何故か「負けじ魂」などの「負けてたまるか」と言う言葉が混ざってしまい、 「負けじ嫌い」→「負けず嫌い」となってしまったらしいです。(Yahoo!知恵袋)

なるほどね。言葉は人に使われて変化していくものですからこういうこともあるんですね。

ところで、食わず嫌いと言う言葉も同じようなこと考えている人を見つけました。

| Minigarage | 言語(言葉) | 19:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
 マネキンとマヌカン

マネキンマヌカンが同一語だとは知りませんでした。
マネキンといえば、衣服展示のために着せる人形のこと。マヌカンは、ブティックなどの店員さんのことだと思っていましたが、語源は mannequin(フランス語)。
広辞苑によると、1)衣裳を着せて飾る陳列用の等身大の人形 2)新作の服装や化粧をして宣伝・販売をする人。マヌカンということですから、理解は間違っていないようですが、全く別の言葉だと思っていました・・・

| Minigarage | 言語(言葉) | 14:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
 「今いいですか?」
 最近、電話(ケータイ電話がもっぱらです)が鳴って出ると、「今電話良いですか?」と確認されることがしばしばあります。
電話って、相手の状況に構わず呼び出すことになるので、電話を掛けた側は相手を慮(オモンバカ)って相手の状況を確認するという「配慮」なのでしょう。それがマナーと考えてのことかもしれませんが、それって必要なこと?とボクは思うのです。
重要な会議や運転中、電車の中等であれば、最初からマナーモードにでもしておけばいいでしょうし、セットし忘れたとしても電話に出なければ良いだけのことです。コール音が邪魔ならそれも切ってしまえば済みます。
中には電話に出て、「今電車の中だから後からかけ直す」などとヒソヒソ声で話す人もいますが、そんなことする必要ないと、ボクは思います。都合が悪ければ、出なきゃ良いだけなのに…ね。
前述したように、電話は相手の都合に構わず呼び出すので、呼び出された方は都合が悪ければ出ないだけ、それで良いと思います。誰から掛かってきたか判るので、必要があれば後からcall backすれば良いです。
であれば、電話に出た相手に「今良いですか?」と確認する必要はない、と思います。

ところが、家電(固定電話がいつの間にかそうなりました)などでは誰から掛かってきたかが判らず(我が家の場合)、取り敢えず出るのですが、セールスの電話だったりすると(それが殆どですが)、相手の状況も確認せず、のべつ幕なしに、ベラベラ喋りまくられたりします。そう言う場合こそ、「今良いですか?」と確認してくれれば良いのですが、そんなのは電話セールスのマニュアルには載ってないだろうな…

| Minigarage | 言語(言葉) | 13:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
 以上でご注文の品は全てお揃いでしょうか?
「以上でご注文の品は全てお揃いでしょうか?」

最近、こう尋ねられるとがよくあります。今日ランチを食べたリンガーハットでもそうでした。単品を頼んだだけなのに…とボクは黙ってましたが、隣に座った若いサラリーマン氏は「はい」と答えてました。ボクと違って性格イイ人だなあと。

ま、マニュアルだからそう確認?するんでしょうけど、会計の時にそのことを聞いたら、「そうなんです〜申し訳ありません」と。
「いえいえ、謝る必要はありません。職務に忠実だからでしょうから。ところで、以前に『ご一緒に餃子は如何ですか?』と聞かれたことがことがありましたが、それもマニュアルですよね?」
「はい、キャンペーンの時には使います」
ということでした。

でも、やはり単品注文で「全てお揃いでしょうか?」というのは、違和感を感じます。イヤミで言っているワケじゃないってことは判るんですけど…

居酒屋で、つまみをあれこれ頼むと、出来上がった物から順次運ばれてきますが、「以上でご注文の品は全てお揃いでしょうか?」などと訊かれたら、「わかりません」と。沢山頼んだ上に酔っ払ってたりしますから。(笑)
で、訊かれなかった時に限って漏れがあったりするのは、マーフィーの法則かも…
| Minigarage | 言語(言葉) | 17:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
 上様
テレビで時代劇を見ていると、上様(うえさま)と言う言葉(セリフ)が良く出てきます。「上様のご尊顔を拝しまして恐悦至極にござりまする・・・」なんて感じで。
この上様って将軍様のことを言うんですね。広辞苑には「貴人の尊称、天皇・将軍をさす」とあります。
今は将軍様はいないので使うことはない、と思ってたら、領収証の宛名で使われていることに気づきました。領収証をもらう時に、「お宛名は上様で良いですか?」って訊かれたりします。この上様は将軍様のこと? んなはずはありません。じゃあ何で領収証に上様って書くのでしょうか? ググってみました。
もともとは中国の言葉で上様とは皇帝のことだった。これが日本に入って将軍や偉い人を指すようになり、やがて敬語になり、領収書にも上様と書かれるようになった。
なるほど、そういうことですか。
でも最近は、税務署がうるさいので、会社名を書いて貰うようになってきています。宛名が上様で但し書きが品代なんて領収証は、誰が何を買ったのかさっぱり判りませんから。となるとこの習慣は徐々に廃れていくでしょう。
領収証を貰う時に宛名は?と訊かれて「上様でお願いします」って答える人がいたりしますが、上様の元の意味を知ってたら、そうは言えないですね。洒落で「将軍様でお願いします」って答えても、通じないだろうな…

ところで、上様は、かみさまとも読めますが、これは「身分ある人の妻の敬称。内室。奥方。義経記」(広辞苑)の意味だそうです。早い話が偉い人のことですね。
でも、もうひとつ「江戸時代、町家で、主婦または主人の母の敬称」だったとも。それが転じてかみさんになったそうです。「うちのかみさんがね・・・」って、かみさんは偉いんですねぇ。
| Minigarage | 言語(言葉) | 18:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
 聞いておきます
 昨日、日本酒を買いに行ったのですが、その酒屋での会話です。
ボクの好きな「お館様」という甲斐の酒を久しぶりに呑みたいなと
思い、以前買ったことのある酒屋へ行きました。応対に出てきた店主の奥方と思しき人に
「『お館様』はありますか?」と問うと
「おやかたさま、おやかたさま…あれ、今はないみたいですね」と言うことだったので、「いつ入荷しますか?」と再び問うと、
「聞いておきます」ということだったので、電話問い合わせでもしてくれるのかと待ってました。が、いつまで経っても相手もじっとしています。
「いつ入荷するんですか?」と同じ質問をすると、
「主人が帰ってきたら聞いておきます」
「えっ? いつ入荷するか判らないんですか?」
「申し訳ありません。聞いておきます」と、話が発展しないというか、噛み合わないので「じゃ、もういいです」と店を出ようとすると背後から、
「申し訳ないですね、今度聞いておきます」と追い打ち。振り返って、
「でも、聞いてくれるのはいいですけど、それじゃボクには判らないですよね?」と言っても、また、
「申し訳ありません、聞いておきます」というだけでした。

「入荷予定が判ったら電話しますので、電話番号を教えていただけますか?」というような対応を期待してたのですが、そう言う気はないようでした。
商売っ気がないのか、なんだかなぁと、もうこの店はイイヤと言う気持ちになってしまいました。ネットで買うことにします。
| Minigarage | 言語(言葉) | 17:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
 〜〜になります
 
“こちら〜になります”という言葉が「変じゃない?」と感じるようになりはじめて随分時間が経ちます。このBlogでも度々取り上げてまして、確認したら最初が2005年10月(「こちら水になりま〜す」 )、2回目が2006年6月(大流行の「・・・になります。」)、3回目が2008年8月(「〜になります。」再び)でした。これで4回目です。

先日、写真のような表示をみかけたので、「この場合は過去形にすべきじゃないか?」とFacebookに書いたら、友人から「こちら○○になります」の「なります」は新種の敬語という情報をもらいました。
「なります」はやや素っ気ない「です」、非常に丁寧な「でございます」の間を埋める新しい表現として、自然発生的に生まれた。
国語学者の金田一秀穂(金田一京助の孫で金田一春彦の息子)が“コンビニ敬語”として解説してたそうです。とうとう国語学者も認める言葉として定着してきたようです。
完売したのに現在形は変だから、「完売になりました」と過去形にすべきと思ったのですが、これを書いた人は、「完売です」「完売でございます」と丁寧に言いたかったんだとの指摘です。

その後もこのことが頭に引っかかっていたのですが、この“新種の敬語”は、「です」「でございます」の間を埋める“敬語”であって、過去形の「でした」「でございました」の代わりに「なりました」という使い方はできないということに気づきました。
「お疲れ様でした」「お疲れ様でございました」のかわりに「お疲れ様になりました」としたら、アキラカに変ですもん。でもいつの日にか、それがフツーになる日が来るのかもしれません。

ところで、「コンビニ敬語」なんてのも新しい言葉だなと思い、ググってみたらWikipediaには、
近年、ファーストフード、コンビニエンスストア、ファミリーレストランなどにおいて、ある種の特徴のある接客表現が用いられており、それらは特に若いアルバイト店員がお客に対して使うものであり、バイト敬語、コンビニ敬語、ファミレス敬語などと呼称されている
とありました。
| Minigarage | 言語(言葉) | 18:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
 突然のメール
「突然のメールで申し訳ありません」などという挨拶文?で始まるメールを受け取ることがあります。
見知らぬ人にメールを出すことはありますが、そういう場合、初めてのメールは“突然のメール”ということになりますが、これは仕方ないことですから謝る必要はないように思うのです。
なぜ、こんな書き出しをするのかなあ?と考えると、「突然の訪問」に繋がるのではないかと思います。
個人宅であろうと会社であろうと、事前連絡無しに訪問するのは(飛び込みセールスならいざ知らず)、少々失礼な場合もあります。事前にTELなどでアポを入れてから訪問した方がお互いに無理無駄がなくなります。
そういえば、「突然の電話で申し訳ありません」とか「大変お忙しいところ申し訳ありません」などと言う切り出しでかかってくる電話があります。それらは、たいていセールスの電話です。これは迷惑な場合が多く、「だったらかけてくるな!」と言いたくなります。
などなどを考えると、見知らぬ人との接触にまずはメールというのは、一番ソフトな方法かも知れません。

突然のメールは申し訳なくありません。
| Minigarage | 言語(言葉) | 10:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
 「ペットの糞、小便させないで下さい」
街中(住宅地)を歩いていると、このプレートをよく見かけます。
ネットでも簡単に手に入りますし、東急ハンズでも売ってます。500円程度ですし、縦長のバージョンもありまして、それはもっと安いです。
犬が散歩中に電柱などに小便をかけるのは、縄張りを主張するための行動習性なので仕方ないとも思いますが、電柱ならまだしも、家の門柱や塀の場合、かけられる家は大迷惑です。臭いですし。
なので、犬を散歩させる飼い主のマナーに訴える為、こんなプレートを掲げるのでしょうけど、効果の程はどうなんでしょうか?

ところで本題です。
このプレートの表現、「ペットの糞、小便させないで下さい」というのは日本語的に変です。
“ペット糞”じゃなくて、“ペット糞”だと思うのです。「ペットに糞、小便をさせないで下さい」と言うべきだと思うのですが・・・
| Minigarage | 言語(言葉) | 15:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
 逼迫
恥ずかしながらなのですが、一昨日の新聞に載っていた逼迫という文字が読めませんでした。
見出しには、進む節電/逼迫の恐れなおと書かれていました。

原子力発電の問題で、電力供給量が大きな問題になってますが、使用率が97%を超えるなど電力危機が予想される場合に経済産業省が「電力需給逼迫警報」を出すという話で、記事本文には、「ひっぱく」とルビがふってあったということは、読み辛い、難しい漢字なのかも。

ちなみに、逼迫のは“せまる”ですから、逼り迫る(せまりせまる)、すなわち、差し迫った=“せっぱつまった”状況を表している熟語なんでしょう。
| Minigarage | 言語(言葉) | 17:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
 発売中と販売中
ラジオを聴いていたら、「CD-BOX発売中」というナレーションがありまして、“発売中”という部分に少々引っかかってしまいました。この場合、販売中なんじゃないかな?と思ったのですが、発売中も普通に使われてます。よく判らないので、ちょいと掘り下げてみたいと思います。

発売と販売は何が違うのか?ということですが、広辞苑には、
【発売】売り出すこと。売り出し。「近日−」「−禁止」
【販売】売りさばくこと。あきなうこと。「自動−機」   と書いてあります。Yahoo!知恵袋にはもう少し判り易い解説がありました。
【発売】商品を売り出すこと。
【販売】商品を売る(所有権を移転する)こと。販売することを事業として行っているのは販売業と呼び、販売を行う業者を販売業者と呼ぶ。
また、「新製品を売るときだけ、発売です。発には何かをし始めるときに使います。出発や発育、東京発大阪行などです。販売は普通にうること。」という回答もありました。

NHK放送文化研究所のページに、参考になる記事を見つけました。
発売中か販売中か                  2004.03.01
新製品を売り出す場合のキャッチフレーズには、「新規発売」をみかけることが多いものです。一方で「新規販売分」などという表現もみかけます。
「『発売中』はおかしい」という指摘を受けることがあります。「発売」とは「売り出した瞬間」だから、それが続くのはおかしいという論拠です。「製造中」、「準備中」などはよいけれど、「故障中」「発車中」などはだめだろうと言うのです。
日本語の時制(時間の前後関係を表す言い方)はあいまいな点が多く、現在、過去、未来、過去完了、現在進行などの表し方は厳密には決まっていませんし、直訳的な表現が多くなっているのも事実です。
では、時制表現はないのかというと、そんなことはなく、文としての意味で表しています。ひとつの文ではひとつの時制を扱い、文が集合して作る文章としての整合性を保つのが決まりです。
「発売中」を使いたい心情もあります。「新規・新鮮・できたて」というような雰囲気を売っている間は保ちたいという要望です。
「販売中」ではただ「売っています」というだけのことで、「新たに・初めて」という意味は含まれないからでしょうか。
「発売中」はおかしいと言ってみても、多くの人が「おかしい」と思わなくなっているほど使われている現状では、許容せざるを得ないかもしれません。
日本語の時制は、単語レベルではない面倒くささがあり、それを単語で済まそうという広告文作者のせめぎ合いが見られます。(メディア研究部・放送用語 柴田 実)
なるほどと。やはり、この場合は“CD-BOX販売中”というのが本来の使い方のようですが、
間違っている!と言ったところで、「みんな使ってるやん」と言う状態なので言わない方が良さそうです。
【発】には、(はじめて)出すこと。はじめること。という意味があるので、本来「発売」は売り出す瞬間のことなんでしょうが、現状では“状態”とする判断もあるようですから。

ところで、発売が“あらたに売り出すこと”だとすると、新発売・新規発売は重複表現になるのですかねぇ? 
| Minigarage | 言語(言葉) | 22:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
 つい使ってしまう重複表現
先日、「震災による被害」は重複表現だなんてことを書いたのですが、重複表現でググってたら、gooランキングに「つい使ってしまう重複表現ランキング」というページを見つけまして、これが結構面白かったので紹介します。

1)一番最初・一番最後
さすがに1位だけあって、よく聞く、目にする表現ですが、「最」が一番という意味ですから。
2) 最後の切り札
“切り札”は、「トランプで他の組の札を全部負かす力があると決められた札。転じて、とっておきの最も有力な手段。最後のきめて」と広辞苑に書いてあります。“最後のきめて”ということであれば、重複表現なのかもしれませんが、“最も有力な手段”ということなら重複表現に当たらないような気もします。広辞苑には用例として「最後の切り札」とあります・・・
3)断トツの1位
“断トツ”は「『断然トップ』の略で、他を大きく引き離して首位にある意の俗語」と広辞苑にあります。だから重複なんでしょうけど、用例として「断トツの優勝」ともありますが、これも重複じゃないのかな?
4)過半数を超える
「過半数」は“全体の半数を超える数”ですから、それを超えるってのは意味不明…
過半数に達する、だね。
5)被害を被る
「被害を受ける」でしょうね。今回の地震でも、“被災を受ける”なんてのも使われてます。
6)不快感を感じる
不快を感じる=不快感
7)思いがけないハプニング
「ハプニング」を広辞苑で調べると、“思いがけなく起こる出来事”とありますから、「思いがけない“思いがけなく起こる出来事”」ということになりますが、英和辞典では、happening:出来事、事件 ですから、「思いがけない出来事(事件)」とすればOKのようにも思います。
8)返事を返す
“頭痛が痛い”みたいな表現ですが、ネットの世界でも“レスを返す”なんて使い方してるんじゃないかな。
9)射程距離
一見違和感がないようですが、「射程」は“銃砲口や発射地点から着弾点までの水平距離。弾丸やミサイルの届きうる最大距離”(広辞苑)ですから、距離が重複しますね。
10)元旦の朝
「元旦」には“元日の朝”のほか、“元日”と言う意味もありますが、「旦」は“朝、明けがた”という意味ですから、やはり重複しているような気がします。「元旦の夜」は変ですよね…
11)過信しすぎる
「過信」は“信じすぎること”。
12)挙式を挙げる
式(特に結婚式)をあげることが挙式。
13)存亡の危機
これは、なぜ重複表現なのか判りません。
14)お体御自愛下さい
「自愛」とは“自らその身を大切にすること”(広辞苑)なので、体(身)が被りますね。
15)大体**程度
大体も程度もおおよそという意味でしょうが、これが使われてるのを見たことないなぁ。
16)あらかじめ予定する
「あらかじめ」は「予め」だから漢字で書けば一目瞭然ですが、会話ではありそう。

まだまだありますが、キリがないのでもう止めます。
| Minigarage | 言語(言葉) | 16:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
 震災で被害を受けた人たち
日本代表対日本リーグ選抜による東日本大震災(仮称)のチャリティーマッチ(29日、長居)に出場する某サッカー選手のインタビュー記事に「今回の震災で被害を受けたすべての人たちのために、自分ができることを精一杯やりたいと思います。そして一日も早い復興を願っています」というコメントが載っていました。
これを読んでアレ?と感じたので、その話を。
3月15日に今回の地震の呼び方について書きました。報道機関により地震の呼び方が違っていたのが気になったのですが、その際、地震と震災の違いについて認識しました。簡単に言えば「地震による災害が震災」です。ということは、某選手のコメントは“今回の地震による災害で被害を受けた人たち”ということになり、重複表現じゃないかな?と気になったのです。ボクもそうだったのですが、地震と震災をごっちゃにしてると使ってしまいます。
そんなことを考えながら、ラジオを聴いていたら、取材記者が「〜震災による被害について〜」なんて平気で使っているので、地震と震災をごっちゃにしている人は多いようです。

一方、某サッカー選手を庇うとすると、この場合の「で」(接続詞)は、理由・原因を示す(〜によって)のではなく、所・時・場合を示す(〜において)と考えればOKですが、“震災による被害”は庇いようがないな・・・
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| Minigarage | 言語(言葉) | 16:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
 火の用心
冬型の気圧配置で冷え込むと、関東地方(太平洋岸)は湿度が下がり乾燥します。今日も東京23区には乾燥注意報が出ています。こういう状態の時には、気象予報士は「火の取扱いにはご注意ください」などと呼びかけたりします。乾燥した状態で火事が起こるとドンドン燃え広がって大事になったりするからなあ、と思いつつ「乾燥してなくても火事になったら木造家屋など丸焼けになっちゃいますから、火の元には常日頃から注意しなければなりません。
ところで、「火の用心」とはよく言いますが、これって変ですね。「火に用心」なら判りますし、「火の元用心」なんでしょうけど、夜警時のかけ声は「戸締まり用心、火の用心」。でも、“戸締まり用心、火の元用心”じゃ少々納まりが良くないですな。
「火の用心」って誰が言い出したのかなと思ったら、「一筆啓上 火の用心 おせん泣かすな 馬肥やせ」が原形だという説があります。これは、徳川家康の家臣であった本多重次が天正3年(1575年)の長篠の戦いの陣中から妻にあてて書いた手紙で、日本一短い手紙として有名な一文です。現在判明する限りでは、初めて「火の用心」という言葉が用いられたものとされているそうです。また、その後の慶安元年(1648)に出されたお触れにも「火の用心」という言葉が含まれているそうですから、文法的にどうのこうのじゃなく、慣用句的に使われてきたのかもしれません。(「この場合の「用心」という言葉は「用心する」という動詞ではなく、「用心」という名詞化した用法なので、連体修飾格の「対象」の格助詞「の」を用います。「インフルエンザに予防」ではなく「インフルエンザの予防」になるのと同じ用法です」という意見もありました。)
そういえば、、、♪戸締まり用心、火の用心♪ と歌うCMが昔ありました。懐かしいなあと思い捜したら、YouTubeにありました。 日本船舶振興会一日一善
| Minigarage | 言語(言葉) | 10:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
 葬祭屋さんの広告コピー

某青梅街道沿いで見かけた葬祭屋さんの広告(案内)です。
何度読み返してみても納まりが悪い(コピー)文章です。主語と述語が合っていないのと、助詞の使い方が変なのが原因、って、それじゃまともな文章になっていないということじゃん。

まあ、意味合いとしては、「気軽に葬儀の相談をしてちょーだいね」と言いたいのが判るけど、ということは目的を達していると言うことだから、まっイイか・・・
| Minigarage | 言語(言葉) | 16:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
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