
ジャーマンアイリス(Iris germanica)が咲いてました。アヤメ科アヤメ属ですが、1800年代初期にドイツで創り出され、その後アメリカで品種改良が進んだ園芸品種群です。
日本に入ってきたのは1900年頃で、最もよく見かけるうちの一つがこのヘレン・コリングウッド(Helen Collingwood)というんだそうです。1949年(昭和24年)作出の名花とか。
カキツバタ(杜若)やハナショウブ(花菖蒲)が湿地を好むのに対して、ジャーマンアイリスは乾燥地を好みます。日本の梅雨は苦手らしいですが、これは和田堀公園の一角で毎年勝手に咲きますので完全に定着してます。あまり手をかけない方が良いのかも…
ところで、Wikipediaには
いずれがアヤメかカキツバタ』という慣用句は、どれも素晴らしく優劣は付け難いという意味であるが、見分けがつきがたいという意味にも用いられる
とありました。ボクも正直あまり良く判ってません(笑)。