2015.08.04 Tuesday


今の時期、オシロイバナ(オシロイバナ科の多年草または一年草)が彼方此方で咲いてます。ただ、この花の開花時期は7月〜10月頃なので、夏の花ってことです。あまりに鮮やかな色に魅かれて撮りました。
英名をFour o'clock、別名を夕化粧。名前の由来は、黒く固い種をつぶすと白粉(おしろい)のような「白い粉」が出てくるからだそうです。昔は、小さな女の子達がこれを顔に塗って白粉遊びをしたとか。丈夫な花なのであちこちの道端に自生してます。このピンクの他に白や黄色の花もあります。
名付け親は、江戸時代の博物学者、貝原益軒。へぇ〜ですよね(笑)。
ピンクに色づいているのは、花びら(花弁)ではなくて顎。ピントが合ってない部分なので見辛いのですが、“花びらのような萼”の基部にある萼のような緑色の部分は苞葉(ほうよう)。もっとも、これは植物学的な話です。顎は花びらの役目を果たしてます。